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2006年9月10日 (日)

初沢登りは神崎川で

Kanzaki1_1神崎川へ沢登りに行ったという友達にお願いして、初沢登りに連れて行ってもらった。

本格的な沢登り、果たして自分の体力で大丈夫だろうか?神崎川は泳ぎが多いらしい。今回連れて行ってもらう友達のべーやんは山屋さんだ。ついて行けるか不安だったが、 べーやんが言った「行けるところまで行こう!」の一言でちょっと安心。

神崎川は真夏に泳ぎに行ったことがあり、その水温の低さを知っているだけに、水はけが良く、保温性のあるウェアを着けたいところ。ウォータースポーツで怖いのはハイポサーミア(低体温症)だ。装備はカヤックのものをそのまま使った。ヘルメット・ライフジャケット・その他ウェア類。新しく用意したのは釣具屋で売っている鮎足袋だけ。シーズンも終わりかけで1500円程度で手に入った。

川に下りるのにいきなり泳ぎだった。水がきれ~い。結構な深さの淵なのに底までクッキリ見える。そのまま川の中をザブザブ歩く。河原を歩いたり、水の中を行ったり、と自由に上流を目指す。最初はしんどいなぁと思っていたが、歩いている内に不思議と元気が出てきた。驚いたのはフェルトソールのグリップの良さ。パドリングシューズだったらすごい勢いで滑りそうなヌメった岩の上もスイスイ歩くことができる。こ~いつはいいや~。歩くのがどんどん楽しくなってきた。

Kanzaki2 天狗滝を眺めながらランチをとる。ランチ終了後、滝を越えて上流を目指すことに。

滝壷を泳いで滝の裏側に入り、そこから滝を直登するらしい。が、滝に近づくにつれ流れが速くなり押し戻されそうになる。壁にとりつきながらなんとか進む。まずべーやんが先に登った。いよいよ私の番。持ってきたゴーグルを装着。『きれいな水中を見るために』持参したがこんなとこで必要になるとは…。水流と闘いながら滝の裏側になんとか入り上を見上げた。ググッ、大量の水が顔に当たり息ができない!!必死に足がかりを探すが見つからない。息苦しさでアップアップしだし、もう限界!というところで手を離すと滝から吐き出されてしまった。私はこの滝を登ることはできないや…、ここまでで終わりかぁ~。とボンヤリ考えていると、べーやんが一段目の足場まで引上げてあげる。と滝壷に飛び込んで戻って来てくれた。ありがと~(涙)

Kanzaki3一段目の足場からいよいよクライミング。大量の水が滝のように(…滝だった)降り注ぎ、すごい水圧で体が異常に重く感じる。がんばれ自分!登りながら突然ハッとした。「これがシャワークライミングか!!」と。ヘレンケラーが水に打たれながら初めて「水」という単語を理解した瞬間というのは、きっとこんな感じだったんじゃないだろうか、と想像した。登りきって滝の上に立ったが感想なんか出なかった。ただただ呆然自失状態。体から何か大切なものが抜けたかも…。衝撃のシャワークライミング体験だった。

登り切った後に「こういう滝は普通巻くんだけどね」とべーやん。直登せず滝を避けてルート取りすることを『巻く』というらしい。し~んけ~ん!?それを早く言ってちょーだい。と思ったが、知っていたら絶対直登できなかったし、ある意味良かったかも。実際今では、次回も直登にトライしてみたいと思っている。

Kanzaki4 天狗滝を越え、しばらく上流に向うと2mの滝。ここが今日のゴール。この滝なんと天然ウォータースライダーになっている。さっそくトライ。落ちる手前で激しく左右に振られる感じが最高にスリリング!楽しい!!べーやんが前転しながら豪快に飛び込んだ!あれ!?キョロキョロとどうも様子が変だと思ったら、着けていたゴーグルがなくなってしまったらしい。きっとこの淵にはいろいろな落し物が眠っているんじゃないだろうか。ネットを調べててよくあるのは、防水でないカメラをつけたまま、つい飛び込んでしまった話。それぐらい神崎川は魅力的な場所なのだ。

Kanzaki6 しばらく水遊び&休憩をして引き返すことに。ここからは来た道なので気が楽だ。天狗滝も滝壷に飛び込むだけでクリア!泳いだり飛び込んだりと調子よくドンドン川を下っていたが、途中で振り出した雨がキツくなってきた。急な増水が怖いのでこの先はエスケープし、登山道を通って林道へ上がることにした。

振動を感知してヒルが木の上から落ちて取り付き血を吸われるかもしれないから、できるだけ立ち止まらずに歩くように。と注意を受ける。ヒル…。なんか不気味。ヒルに吸われると、血が止まらなくなって登山靴の中が知らない間に血だらけ。なんて昔山をやってた母親から良く聞いたっけ。登山道に入るとべーやんはすごい速さで行ってしまった。というか私が遅すぎるのだ。登り坂ってしんどいわ~。自分は登山向きでないわ~。と頭の中で弱音をはく。舗装された林道に上がり、車を停めた場所までテクテク歩いた。着替える頃には土砂降りの雨に。途中で林道まで上がった判断は正しかった。

Kanzaki7 初めての沢登りを体験して思ったのは。こんなに楽しいことが世の中にあったなんて…!!っということ。これはもうやめられないでしょう。この感覚はカヤックと出合ったときとまったく同じ。実際カヤックを始めて13年。これは一生の趣味やな~、と思ってきたけど、沢登りとも長いお付き合いになりそうな予感。こんな楽しいことを経験させてくれたべーやんには本当に感謝!!またぜひ連れて行ってください!と次回の沢行きを約束して別れた。

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